大賞受賞車の試乗レビュー
“能ある鷹は爪を隠す”新世代スポーツカー
アウディ R8はスーパーカーの格好をしながらも、アウディ“らしさ”を随所に感じさせるマシンに仕上がっています。決して過激なスーパースポーツカーではなく、大人で上品なスポーツカーです。その近未来的なルックスからは想像もできないほど快適で、毎日の移動に使えるだけの実用性をも兼ね備えています。初めて運転するドライバーは、あまりに運転しやすく些(いささ)か拍子抜けしてしまうくらいです。それでいて、攻め込めば戦闘能力にも秀でています。一部の高級スーパースポーツカーで600psが当たり前の世界になりつつある昨今、ボディ中心部に配置(ミッドシップ)される最高出力420psの4.2L V8エンジンは「控えめ」と呼べるかもしれません。アルミボディでできたR8はアウディ渾身の「クワトロ(4WD)システム」を搭載しながら、車重は1565kgにとどまっています。よって控えめなエンジンだとしても、0→100km/h加速は4.6秒と俊足の持ち主。ちなみに最高速度は301km/hに達するそうです。
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