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もともとまったく別の会社であったジャガーとランドローバー。前者はふたりのウィリアムズが興したスワロー・サイドカー・カンパニーを起源とし、後者はローバー社に勤めるエンジニアの発想から生まれた。それがいまインドの財閥系という同じグループに納まり、あらゆる技術共有を行っている。
今回新世代ディスカバリーとして発表されたモデルはまさにその賜物だ。今年ジャガーXK、XFが新エンジンを採用したのと同様に、そのユニットを搭載する。既存の4.4リッターV8ユニットは5リッターへとスープアップされた。もちろん、単にジャガーのものをそのまま積んだのではなく、ランドローバーオリジナルといっていい改良が行われている。
文字通り4世代目となる新型は、新エンジンとともにエクステリア、インテリアにも手が入っている。フロントグリルは“レンジ風”となり、兄弟車であることを強く意識させる。トップエンドのレンジローバーヴォーグと同スポーツという関係に近づいたといえるだろう。ただ、従来同様、このクルマは3列シートを装備する。その意味からも兄弟車の中で実用性の高さがウリとなることは明白だ。
試乗日:2009年8月17日
ロケ地:イギリス・エジンバラ近郊
天候:晴れ
文:九島辰也
撮影:ランドローバージャパン
※2010年2月9日現在(毎日更新)