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自動車トップ > 新車情報 > ライバル車比較 > 注目の最新インポート4座オープンカー徹底比較:デザイン・スペック

ライバル車比較:注目の最新インポート4座オープンカー徹底比較

概要デザイン・スペック内装・装備総合評価

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BMW 1シリーズカブリオレ

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優雅なスタイルと後輪駆動ならではのハンドリング

BMWのエントリーモデルである1シリーズの一員ではあるが、このカブリオレはあまりそれを感じさせない雰囲気を持っている。独特の有機的デザインと、プレミアムコンパクトオープンカーで唯一の後輪駆動車である。上級の3シリーズにもカブリオレが存在し、そちらは電動ハードトップとなり、日本仕様は高出力の3Lパラレルツインターボエンジン搭載モデルのみとなっているが、それに対してこちらはソフトトップで、2Lの4気筒エンジンのみの設定となっている。

1シリーズも3シリーズも、本国ではもっと豊富なラインアップがあるが、日本導入モデルでは割り切って、1シリーズと3シリーズそれぞれのポジショニングの差別化を図ったわけだ。

この1シリーズ・カブリオレには、コストダウン、軽量化、3シリーズとの差別化、若々しさの演出などの役目が与えられている。また、135iクーペ同様にアクティブステアリングを選べるところもポイントで、その制御も非常にこなれている。

ドライブフィールは、コンパクトな後輪駆動車ならではハンドリングが楽しめる。この3台の中でみると、「さすがはBMW!」となるのだが、1シリーズのボディに対して屋根をなくすのは剛性面では難しかったようで、ボディがシェイクしがちで、それに起因するライントレース性の悪化もみられる。

動力性能的にももう一歩。車重増に対してファイナルギアをローギアード化して対応しており、実用上は不満のないレベルではあるが、もう少し上の味を求めたくなってしまう。

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フォルクスワーゲン ニュービートルカブリオレ

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色あせないスタイリング

ニュービートルは、4代目ゴルフのプラットフォームをベースに、往年の「タイプI」(通称ビートル)をモチーフにデザインしたボディを架装したクルマである。

カブリオレは電動開閉式のソフトトップを持ち、閉じた状態ではニュービートルの特徴である丸みを帯びたデザインを見せる。

2005年秋のマイナーチェンジで、3分割されたバンパーのエアインテークや強調されたホイールアーチが採用されている。追加された「ヴィンテージ」は、ディープブラックパールエフェクトのボディカラーと、ボルドーレッドのレザーシート+ガーネットレッドのファブリックトップが組み合わされる。これまでも数々の限定モデルが設定されてきたが、この組み合わせは、なかなか強烈なインパクトがある。そしてこのクルマが登場して以来、筆者も何度かドライブしているのだが、乗るたびによくなっていることがわかる。ボディ剛性では相当不利であるはずだが、従来みられた不快な振動は現時点ではほとんど気にならないレベルに抑えられており、乗り心地にも固さが感じられなくなった。パワートレインは、2Lの直4DOHCエンジンにティプトロニック仕様の電子制御6速ATが組み合わされる。走りのパフォーマンスを語るクルマではないと思うが、基本はドイツのベーシックカーであるゴルフから譲り受けた、そつなく不満のない走りを身につけている。

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フォード マスタングコンバーチブル

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V6でも十分にアメリカン

堂々たるサイズのボディに、初代マスタングをモチーフとした印象的なスタイリング。フロントマスクは、V6モデルにもアクセサリーランプが付き、クロームのアクセントが配されるなど、上級のGT並みに見栄えするようになっている。ボディカラーには新たに「コロラドレッド」が採用された。また、GTは18インチタイヤを履くが、V6には235/55ZR17サイズとなるのが主な相違点である。目に見えない部分のコンポーネンツにおいても、たとえばリアにリジットサスを採用するなど、現代的とはいえないながらもマスタングの伝統を「あえて」受け継いでいる。走ってみると、洗練はされていないものの、独特の楽しさはある。

乗り心地がやや固めだが、ローズドモデルに比べてボディ剛性の低下をあまり感じないし、屋根を切ったクルマにありがちな、振動が続く印象があまりない。安定感が高いため、速度感が希薄になっている。ボディの微振動は小さく抑えられており、ステアリングフィールも意外とスッキリしていて、乗りやすく仕上げられている。

排気量が4LもあるV6エンジンと適度にルーズなATの組み合わせにより、リラックスして乗れる。マニュアルシフトはできないが、加速したいと思って踏み込めばキックダウンして、V6ながらV8に負けない野太く猛々しいサウンドを轟かせながら豪快に加速する。2,000回転以上をよく使う設定で、レッドゾーンは5750rpmから。盛り上がるようなトルク感ではなく、排気量にものをいわせたフラットなトルク特性で、あまり回して楽しむ性格のエンジンではなく、トルクで押すタイプである。そのあたりは上のV8と同じ印象で、V6でも十分に「アメリカン」している。実際、V8に比べて動力性能的なハンデをあまり感じさせない。

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デザイン・スペックの総評

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この3台はキャラクターがまったく異なるし、比較してどちらかを買うということもあまりないかと思われるが、この価格帯で、こんな魅力的な4座オープンカーが存在し、それぞれ上記のような性格のクルマだということをイメージしていただければと思う。スタイリングは好みの問題として、3台では当然ながら走りのテイストがだいぶ異なる。それも好みの問題だろうが、オープン化によって、ボディ剛性のダウン、車両重量の増加など、走りについては不利な要素も出てくるところ、もっともその点でクローズドルーフモデルに対してハンデを感じさせないのはマスタングだった。また、この3台の中で比べても、メカニズム的には旧態依然としているはずのマスタングのトータルバランスのよさを思い知った。ドイツ製の2台は、さすがにドイツ製に恥じない完成度を見せる。出て間もない1シリーズ・カブリオレもまずまずの仕上がりだが、とくにニュービートルは完熟の域に達したと感じられた。

文:岡本幸一郎 撮影:村西一海

[ 情報提供:オートックワン ]

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